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住宅ローンの借り方・返し方

⽬次

最低限知っておきたい返済方法の
違い

住宅ローンの返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つがあります。ここでは、それぞれの特徴について解説していきます。

元利均等返済

住宅ローンの返済額とは、借り入れた金額である「元金」と、それにつく「利息」を足したものとなります。元利均等返済とは、月々の返済額が均等になるスタイル。月々の返済額が一定であり、最初に10万円と決めたらそれがずっと継続するという支払い方法です。毎回の返済額が変わらないので計画を立てやすいのがメリットですが、最初のうちは利息のほうが高くなってしまうため、元金が減りづらいのがデメリットです。

元金均等返済

元金均等返済とは、返済額のうちの元金が一定となる方法。住宅ローンの残高で利息を計算し、月々の返済額を割り出します。毎月一定額の元金を返済できるため、元金の減るペースが速いのがメリット。総支払額も、元利均等返済よりも安くなるケースがほとんどです。ただし、ローン残高から利息を計算するため、もっとも残高の多い返済開始当初は金額が高め。そこに家計が対応できるかどうかが重要です。対応できるのであればおすすめの返済方法ですが、取り扱っていない金融機関も多くなっているので要注意です。

ライフプランによって変えたい
借り方・返し方

今後大きく収入ダウンの予定

「転職をする予定がある」「予期せぬケガや入院で休職」「会社が倒産したりリストラに遭った」などという場合は、大幅な収入ダウンが懸念されます。収入ダウンについては予想外のケースも多いため、万が一「住宅ローンの返済が滞るかもしれない」と感じたら、早めに金融機関へ相談しましょう。場合によっては、返済条件を変更してもらえることもあります。

もうひとつは、借り換えでローン負担を減らすという方法です。これは、返済中のローンを一括で返済し、条件のよい新たなローンに借り換えるというもの。毎月の返済額を少なくできるほか、トータルでの返済額を抑えることも可能です。ただし、借り換えのメリットがあるのは「ローンの残高が1,000万円以上ある」「10年以上返済期間が残っている」「現在よりも0.3%以上金利が有利なローンへの借り換えが可能」「健康上の問題が見られない」という条件を満たした場合となります。

今後大きく収入アップの予定

将来的に「キャリアアップ転職の予定がある」「資格を取得して専門職として働く」「数年後に配偶者が職場に復帰する」など、年収アップが見込めるケースがあります。大幅な年収アップが期待できる人は信用力も高いとみなされるため、比較的大きな金額の借り入れであっても、審査に通りやすいと言えるでしょう。

ただし、同じ職場に勤めて収入がアップしていくのは問題ないのですが、転職での収入アップについては注意が必要です。専門職やキャリアアップ転職などでは収入アップが期待できますが、住宅ローンの審査では勤続年数をチェックされます。一般的には勤続年数1年以上、または3年以上を満たす必要があるため、場合によってはローン審査に通らない可能性もあります。

今後の収入や支出に大きな変化はない

良くも悪くも「将来的な収入・支出に大きな変化がない」と考えられる場合は、無理のない範囲で住宅ローンを組みましょう。変化がないということは安定しているとも言えますが、だからといって限度額ギリギリまでローンを組むのはおすすめできません。「子どもの教育費が思った以上にかかる」「家族や親に入院や介護の必要性が出てきた」「物価が上昇して生活費がかかるようになった」など、将来的に何が起こるかは現時点で予測がつかないからです。

そのため、収入・支出に大きな変化がないと考えられる場合でも、ある程度の余裕を持ってローンを組むことが大切。また、収支が変わらなくてもライフプランは変化するため、それでも返済が苦しくなったらすぐに金融機関や専門家に相談するようにしましょう。

住宅購入のプロはこう考える
住宅ローンの借り方返し方

三浦 康司氏
【取材協力】
「おうちの買い方相談室」
GOEN株式会社 代表取締役
三浦 康司氏

「住宅購入診断士」を育てる協会の理事長及び住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」の協会理事も兼任。家族そろっての食事や子どもの外遊び…といった「家族の想い出の場所」になるはずの家。そんな大切な場所を、ご家族が思い描く人生設計の中で無理なく幸せに暮らす支援ができればと、住宅購入の不安や悩みを何回でも相談できる「おうちの買い方相談室」を発足した。

「住宅購入診断士」を育てる協会の理事長及び住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」の協会理事も兼任。家族そろっての食事や子どもの外遊び…といった「家族の想い出の場所」になるはずの家。そんな大切な場所を、ご家族が思い描く人生設計の中で無理なく幸せに暮らす支援ができればと、住宅購入の不安や悩みを何回でも相談できる「おうちの買い方相談室」を発足した。

とはいえライフプランは
都度変わるもの。
ライフプランに合わせた見直しのすすめ

無理なく住宅ローンの返済を行うには、その家庭ごとのライフプランに合わせた見直しが重要です。

見直しのタイミングについてですが、これについては「〇年ごとに見直したほうが良い」という具体的な数字はありません。ライフプランと言っても、その人や家族の人生がプラン通りに進むことはほとんどないからです。シミュレーション通りに収入がアップするワケでもありませんし、お子さんのご予定や進学先などはコントロールなんてできませんよね。

しかし、こうも言えます「変化のタイミングこそが見直しのタイミング」だと。ライフプランに変化が見られたとき、その瞬間に見直すことをおすすめします。

より良い見直しをするためには専門家の意見が必須。ライフプランが変わるたびに相談先を見つけたり、変えたりするのは手間がかかるため、最初から長く付き合える会社、人生に伴走してくれる専門家を探しておくと良いですね

取材協力
まとめ
引用元:おうちの買い方相談室(https://ouchino-kaikata.com/)
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「おうちの買い方相談室」
まとめ

引用元:おうちの買い方相談室
(https://ouchino-kaikata.com/)

住宅購入の支援事業を中心に、子どもにお金の大切さを教える「キッズマネースクール」や保育園まで展開している、子育て世代を応援するビジネスを多く展開しているGOEN株式会社が運営する、何回通っても無料の住宅相談カウンター。
「おうちの買い方相談室」では、ファイナンシャルプランナー(FP)の中でも住宅に特化した「住宅FP」と日本住宅購入診断士協会認定の「住宅購入診断士」という、マイホーム購入の専門家が在籍。
資金計画と住宅選び、それぞれの分野について有資格者が客観的な立場でアドバイスを行っています。
ただ家を買うのではなく、家族との思い出の箱としての家を手に入れる、そして理想的な家を購入しながらも一生お金の心配をすることがない家計をつくる、そんなお手伝いをしています。