住宅ローンとは、住宅を購入したり改装したりする際に、金融機関から借りるお金のこと。住宅購入者と銀行など金融機関との間で「金銭消費貸借証書」を取り交わし、借り入れを行い、その後毎月返済をしていきます。
ここでは、住宅ローンについて「最低限これだけは知っておきたい基礎知識」を、分かりやすく解説します。
住宅ローンを借りる際は、金融機関などに申し込み、審査が通ったら、必要書類を揃えて契約手続きを行います。返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つがあります。どんな金融機関からいくら借りるか、どんな返済方式を選ぶかは、各ご家庭のライフプランや経済状況次第。専門家のアドバイスを受けながら、慎重に考えることが大切です。
住宅ローンの金利には、「固定金利型」「固定金利期間選択型」「変動金利型」の3つのタイプがあります。
固定金利型とは、返済している全期間の金利が固定されているタイプ。固定金利期間選択型は、借入から一定期間の金利が固定されるタイプ。変動金利型は、返済期間中に金利が変動するタイプです。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットと金利の選び方をご紹介します。
住宅ローン減税とは、年末時点での住宅ローン残高の、0.7%が所得税から控除される制度です。2022年から、新築住宅・買取再販(不動産会社が買い取り、再販した中古住宅)に関しては13年間の控除が受けられるようになりました。
住宅ローン控除については、金融機関では詳しく説明してくれない場合があるので、自身で勉強するとともに、専門家などにきちんと相談してみるのがおすすめです。
住宅ローンの控除・減税を上手く利用する方法と
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住宅ローンで借りられる金額の目安は年収の5~7倍と言われていますが、これはあくまで目安のひとつ。場合によっては借り過ぎになる可能性もあるので、注意が必要です。
住宅ローンを借りるには、職場での勤続年数や加入者の健康状態、個人信用情報など一定の条件をクリアしなくてはなりません。ここでは、年収別の借入額の目安や払えなくなった人の事例、プロの算出法などをご紹介します。
<年収別>何倍まで借りられる?
住宅ローンの借りれる額・返せる額を
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夫婦共働きの場合、①夫婦のどちらかが単独で住宅ローンを組む方法と、②ペアローンを利用する方法、③夫婦の収入を合算してローンを組む方法の3つのパターンがあります。
ここでは、特に②ペアローンと③合算収入でのローンについて、メリット・デメリットをご紹介します。ペアローンを利用する場合のリスクや注意点などもまとめているので、ぜひチェックしてみて下さい。
住宅ローンで家を購入する際に加入する「団体信用生命保険」。この保険加入に伴い、考えていきたいのが保険の見直しです。家庭を持っている人の多くが既に加入している保険ですが、この機会に行うことが、よりおすすめな理由についてもお伝えします。
まずは、団体信用生命保険がどのような保険なのか解説。保険の見直しに大切な3つのポイントも紹介していますので、参考にしながら家族で話し合ってみてください。
引用元:おうちの買い方相談室
(https://ouchino-kaikata.com/)
住宅購入の支援事業を中心に、子どもにお金の大切さを教える「キッズマネースクール」や保育園まで展開している、子育て世代を応援するビジネスを多く展開しているGOEN株式会社が運営する、何回通っても無料の住宅相談カウンター。
「おうちの買い方相談室」では、ファイナンシャルプランナー(FP)の中でも住宅に特化した「住宅FP」と日本住宅購入診断士協会認定の「住宅購入診断士」という、マイホーム購入の専門家が在籍。
資金計画と住宅選び、それぞれの分野について有資格者が客観的な立場でアドバイスを行っています。
ただ家を買うのではなく、家族との思い出の箱としての家を手に入れる、そして理想的な家を購入しながらも一生お金の心配をすることがない家計をつくる、そんなお手伝いをしています。