国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると、分譲マンション取得世帯の情報収集方法はインターネットがもっとも多くなっています。
参照元:国土交通省 令和2年度住宅市場動向調査報告書[PDF](https://www.mlit.go.jp/common/001401319.pdf)
大手ポータルサイトは、数々の不動産会社が自社で取り扱うマンション情報を掲載しているため、さまざまな物件を1度にチェックできるのがメリット。エリアや間取りなど、条件に合わせて物件を絞り込めるので、住みたいマンションを比較して見つけやすくなっています。
ただし、実際に販売していない物件情報(おとり物件)を客寄せのために掲載しているケースもあります。条件が良いからと言ってすぐに飛びつかず、不動産会社についてもしっかりリサーチしましょう。
国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると、中古マンション取得世帯は不動産会社で情報収集をしているケースが多くなっています。
参照元:国土交通省 令和2年度住宅市場動向調査報告書[PDF](https://www.mlit.go.jp/common/001401319.pdf)
住宅メーカー・不動産会社の場合、自社で手がけている・管理しているマンションの紹介を受けられます。相談した人のみに開示している情報に巡り会えることもあるので、掘り出し物が見つかる可能性もあるでしょう。ただし、紹介する物件が自社の利益に左右されがちであることがデメリット。契約したいがために、周辺環境や住民トラブルの有無など、不利な情報を隠蔽するケースも少なくないようです。
「住宅購入診断士」を育てる協会の理事長及び住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」の協会理事も兼任。家族そろっての食事や子どもの外遊び…といった「家族の想い出の場所」になるはずの家。そんな大切な場所を、ご家族が思い描く人生設計の中で無理なく幸せに暮らす支援ができればと、住宅購入の不安や悩みを何回でも相談できる「おうちの買い方相談室」を発足した。
「住宅購入診断士」を育てる協会の理事長及び住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」の協会理事も兼任。家族そろっての食事や子どもの外遊び…といった「家族の想い出の場所」になるはずの家。そんな大切な場所を、ご家族が思い描く人生設計の中で無理なく幸せに暮らす支援ができればと、住宅購入の不安や悩みを何回でも相談できる「おうちの買い方相談室」を発足した。
新築・中古によっても違いますが、どんなときにおいても「家族がどんな暮らしをしたいのか」を忘れずに、マンション購入をしてもらいたいと思います。
高層マンションの最上階であれば、眺めは素晴らしいですが、感動は一時のモノ。
もちろん、頻繁にお客様を招くご家庭であれば、おもてなしといった意味でも優先順位は高いとは思いますが、体感的に快適に暮らしたいというご家族であれば、また違う選択肢があります。
思いつく限りの注意点を上げてみますので、ぜひ参考にしてみてください。
新築マンションの購入を考えている場合、立地や建物も大切ですが「駐車場はどうなのか」といった部分も大切です。地面置き(平置き)ができるのか、機械式なのか、屋根がついているかどうかなどもチェックしましょう。
また、世帯で複数の車を所有している場合も要注意。1世帯で1台しか駐車場を確保できない、確保できても機械式しかない、といった場合もあります。機械式は昇降に時間がかかるので、通勤などで日常的に使う場合はとくに重要です。車を出すまでに10分くらいかかることもありますし、故障するリスクもあります。
次に音問題のチェックです。新築も中古マンションも、音問題が大事。気兼ねなく子どもをのびのび育てたいという場合は、低層タイプが良いでしょう。中層階になると、まったく無音での生活は不可能です。上階の音が気になったり、下階の住民に気を使うことも多くなります。
ただし、床(フローリング)の貼り方でも音の響き方は違います。15階建てくらいのマンションはだいたいが鉄筋コンクリートで音が反響しやすいですが、床材がクッションフロアや二重床になっていると安心です。ちょっぴりお値段は高くなりますけども……。
マンション最上階からの眺望はとても素晴らしいものですが、コンクリートの照り返しがそのまま影響するので夏は暑く冬は寒くなります。暮らしやすさという点では、注意が必要でしょう。
また、超高層マンションになると免震マンションになります。これはマンションの建物の下にゴムクッションを敷き、建物に伝わる揺れを吸収するという仕組みです。マンションが揺れづらいというメリットがある反面、ゴムなので劣化するのがデメリット。劣化したゴムの交換については長期修繕計画に組み込まれますが、交換だけで億単位がかかります。長期修繕計画の費用は積立式ですが、修繕が何年後に行われるかで積立額が変わってきます。そのタイミングもチェックしておきましょう。
最後に管理組合についてです。マンションには基本的に管理組合があり、これは法律で決められていることです。しかし中古マンションの場合、修繕費用にかかるウエイトが大きくなってしまっており、管理費が削られている可能性があります。管理を専門会社に委託せず、住民が自主管理を行っているケースがあるのです。自主管理となると、当然ですが住民の負担が増えるので要注意です。
また、築年数が経っているマンションの住民は、ある程度年齢を重ねていることも多いでしょう。そこに子育て世代が入居すると、「マンション内で友達ができない」「泣き声などでクレームがくる」といったトラブルが懸念されます。調べればマンションの築年数は分かりますが、住んでいる人の個人情報までは分かりません。そういった部分の情報をしっかり収集しておくことも、マンション購入における大切な作業といえるでしょう。
住宅FP(ファイナンシャルプランナー)とは、住宅購入に特化したFPのことです。購入資金に関する簡単なシミュレーションだけでなく、生涯のライフイベントを考慮した詳細な資金計画・予算出しにも対応しています。無料で何度でも相談でき、自分たちが住みたい家を踏まえておすすめの住宅会社を紹介してくれる住宅FPの会社もありますので、ぜひ情報をチェックしてみてください。
引用元:おうちの買い方相談室
(https://ouchino-kaikata.com/)
住宅購入の支援事業を中心に、子どもにお金の大切さを教える「キッズマネースクール」や保育園まで展開している、子育て世代を応援するビジネスを多く展開しているGOEN株式会社が運営する、何回通っても無料の住宅相談カウンター。
「おうちの買い方相談室」では、ファイナンシャルプランナー(FP)の中でも住宅に特化した「住宅FP」と日本住宅購入診断士協会認定の「住宅購入診断士」という、マイホーム購入の専門家が在籍。
資金計画と住宅選び、それぞれの分野について有資格者が客観的な立場でアドバイスを行っています。
ただ家を買うのではなく、家族との思い出の箱としての家を手に入れる、そして理想的な家を購入しながらも一生お金の心配をすることがない家計をつくる、そんなお手伝いをしています。