住宅購入相談は、どのような流れで行われるのでしょうか。ここでは、相談前の準備から実際の相談時の流れまで、詳しく紹介します。FPへの相談を考えている方はぜひ参考にしてください。
まずは相談するFPを探すことから始めましょう。FPを探す方法としては、以下の方法が挙げられます。
このとき、FPを探すときには下記のポイントを抑えておくと良いでしょう。
実は、FPは資格がなくても誰でも名乗れる職業です。暮らしとお金に関する専門知識を持つことを示す資格(FP技能士、CFPやAFP)を保有しているかどうかを確認しておましょう。
FPにはそれぞれ専門分野や得意とする分野があります。住宅購入時の資金などを相談するのであれば、住宅専門のFPを探すことが大切です。
FPは実績や経験が豊富な方を選ぶのも1つの方法ですが、自分の考えとマッチするFPを探したいのであれば年齢など自分と環境の近い人を探すのも良いでしょう。
また、申し込む際には相談料についても確認してください。相談とライフプラン作成、キャッシュフロー作成で費用が異なる場合もあるので、細かくチェックしておくことをおすすめします。
FPへの相談がスムーズに進むよう、事前準備が大切です。
FPにとって、相談者の情報は大切なものです。収入や貯金額だけでなく、家族構成や年齢なども必要となります。
できるだけ正確な情報を伝えられるように、源泉徴収票や通帳、家計簿、保険資料、借入があればローン関係の書類などを用意しておくこともおすすめです。
また、相談内容は事前に具体化して書き出しておきましょう。当日思わず聞き忘れてしまった、ということを防ぐことが出来ます。住宅の購入を相談するときは、希望の購入エリアや間取り、予算だけでなく、ライフプランについても具体化しておくとFPからのアドバイスも受けやすくなります。
相談するFPを選び申し込みをした後は、相談となります。相談時には、まずカウンセリングを行い、希望内容や不安点について話していきます。正確なアドバイスをもらうため、正直に話すことが大切です。 FPは倫理規定を順守している為プライバシー情報が外部に知られる心配はありません。
カウンセリングが終わったら、具体的に現状を確認・分析していきます。
それぞれの項目をチェックし、無駄や無理がないか、現状のままで目標が達成できるかなどを検証し、問題点や改善点を挙げていきます。分析作業はFPへの相談の中でも重要なポイントです。 このとき、用意した家計簿などの資料があれば提示しましょう。
分析が終われば、FPとプランを作っていきます。改善策を織り込んだプランをFPに提案してもらい、相談者と話し合うことでベストなプランにしていくのです。 作成したプランを実行するにあたり、FPに下記のようなサポートを受けることも可能です。
ここで大事なことは、一度相談したら終わりではなく定期的にプランの見直しを行うということです。
目指すライフプランが変わったときも、再度FPに相談して見直しを行うことが大切です。
住宅を購入するにあたりFPへの相談を考えているのであれば、まずはFP探しから始める必要があります。FPには専門分野があるため、住宅を専門とする人を選びましょう。
FPへの相談では、収支や貯蓄などできるだけ正確に把握する必要があります。事前に資料を用意し、スムーズに相談できるようにすると良いでしょう。あらかじめ相談したい内容をまとめ、聞き忘れることがないよう気を付けましょう。
FPと一緒に作成したプランを実行するにあたり、FPのサポートを受けることも可能です。家族構成などが変わったときはその都度見直しをすることも、目標実現のために大切なポイントだということを覚えておきましょう。
引用元:おうちの買い方相談室
(https://ouchino-kaikata.com/)
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