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住宅購入のよくある質問

初めての住宅購入、疑問や不安があって当たり前。

家探しの素朴な疑問から友人に相談しにくい住宅ローンなどのお金のハナシまで、同じように悩んでいる人はたくさんいます。

このページでは、不動産会社やファイナンシャルプランナーへの相談が多い質問をピックアップしました。皆さんの疑問や不安解消に少しでも役立てば幸いです。

よくある質問~不動産会社~

上手な家探し方法はあるの?

家探しをスタートするとき、皆さんは情報収集から始めますよね。そこで、大半の人がインターネットを利用しているのではないでしょうか。

たしかに、無料で沢山の物件を見ることができるインターネットは、家探しに活用すべきものです。

ここで覚えておきたいのが、インターネットでの物件検索にもコツがあるということ。皆さんの多くが利用する不動産情報サイトである“ポータルサイト”での物件検索も最初の段階ではアリですが、ポータルサイトの利用のみで、物件を見つけようとすることは間違いともいえます。ポータルサイトは、自分たちの希望のエリアの土地や住宅を取扱う不動産会社を知る手段として活用しましょう。そのエリアに強い不動産会社が見つかれば、次は不動産会社の公式サイトをチェック。不動産会社の物件情報や会社自体を知り、家探しをお願いしたいと思えば、直接問い合わせてみるのがおすすめです。

建築条件付の土地とは?

分譲地などで見かけることのある『建築条件付土地』とは、土地の売買契約後に指定の会社で家を建てなければいけないという、縛りのある土地のことをいいます。また、この建築条件付土地は、売主と指定建築会社が同じである場合が多いことも特徴です。

建築条件付の土地であっても、自由設計に対応しているため、デザインや間取りが制限されることはなく、価格も同じ注文住宅に比べてリーズナブルという点がポイント。しかし、すでに建てたいハウスメーカーや工務店の候補がいくつかある場合には、建築条件付土地の購入は見合わせた方がいいでしょう。

申込後のキャンセルはできるの?

単刀直入にいうと、申込キャンセルはできます。

また、申込の際に申込金を支払っている場合は、返金してもらうことができます。家庭の事情による自己都合、住宅ローンの審査の問題等キャンセル理由は様々考えられますが、どのような理由でもキャンセルは可能です。

しかし、『あとでキャンセルできるし、とりあえず申込』という考えは、売主や建築会社に迷惑がかかることをお忘れなく!

また、契約締結後の買主都合のキャンセルについては、手付金の放棄だけでなく違約金がかかるケースもありますので、注意が必要です。

購入時に親から資金援助を受けたら税金はかかる?

親からの援助はよくある話ですが、税金については意外と知らない人が多く、質問が多い内容の一つ。110万円の基礎控除を上回る贈与に対してかかる税金が贈与税です。贈与額が大きければ大きいほど税金も高くなるため、せっかく資金援助を受けても税金を払うなら…と思うのは当然ですよね。

ここでのポイントは、誰から援助を受けるかという点。実は、直系尊属からの住宅取得資金の援助については特例の適用が受けられます。省エネ等住宅の場合は1,000万円まで、それ以外の住宅は500万円まで非課税となるので、親からの資金援助を受ける場合は申告方法等を確認しておきましょう。また、配偶者の両親、祖父母は直系尊属には該当しないので注意してくださいね。

よくある質問~ファイナンシャルプランナー(FP)~

購入後の建物メンテナンス費用はどれくらいかかる?

建物のメンテナンスは物件の種類によって若干異なりますが、おおむね10年ほど経過したタイミングが目安といわれています。建物メンテナンスとしてよく知られているのが外壁塗装工事です。これは、外壁の劣化による雨漏り等を防ぐために大切なメンテナンスであり、マンションの場合は修繕積立金の中から費用が捻出されるのが一般的です。一戸建ての場合は、約100万円の費用がかかりますが、外壁や屋根の面積はもちろん、塗料のグレードによっても費用が変わるため、余裕を持った計画的な貯蓄もポイント。

そのほか、ガス給湯器や家電製品も10年が一区切りと言われており、取替時期が重なる可能性があることも覚えておくといいでしょう。

何を基準に住宅ローンを選べばいい?

金融機関ごと様々な住宅ローン商品がある中、一つだけを選択するのは至難の業ですよね。

まず、住宅ローンには固定金利と変動金利の大きく分けて2つの商品があります。固定金利は、その名の通り返済期間の金利が変わらないため、毎月の決まった金額を返済することとなります。変動金利は、金融情勢に応じて金利が変化するため、返済額も金利の変動に応じて変わってきます。一般的には、固定金利に比べて変動金利の方が低いのが特徴ですが、30年以上続く住宅ローンでの金利の変化を予測することは難しく、多少のリスクがつきものという点は忘れてはいけません。ご家族のライフプランに合わせ、返済計画のシミュレーションをすることも大切でしょう。

また、住宅ローン商品のほか、借入先だけでも選択肢が多いため、判断に迷った場合はファイナンシャルプランナーへの相談もおすすめです。

住宅ローンと一緒に入る団信ってなに?

住宅ローンを組む際に加入する保険が団体信用生命保険です。

これは、住宅ローン借入期間内に契約者に万が一のことがあった場合に、住宅ローンの返済が免除されるといった内容のものです。残された家族が残りのローンを負担することなく、住宅にも住み続けることができるため、家族の生活を守るための保険ともいえるでしょう。また、団体信用生命保険は融資している銀行側が受取人となるため、通常の生命保険と異なり家族に保険金が支払われるものではありません。

この団体信用生命保険は、保険料無料で住宅ローン契約時のみ加入ができることも特徴です。三大疾病特約などを付加することも可能ですが、その場合は住宅ローン金利に上乗せされるケースが大半。もしものために特約を付加したいと考えている場合は、どの程度金利に上乗せになるのか、毎月の返済額についても再度見直すことがポイントです。

繰り上げ返済のメリットは?

長く続く住宅ローン、繰り上げ返済をすべきなのか疑問に思う人も多いようですね。では、繰り上げ返済のメリットについて簡単にご説明しましょう。

まず、繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別にまとまった金額を返済することをいいます。繰り上げ返済の大きなメリットは、当初予定していた金利の負担が減るという点。

  • 2,000万円の35年(金利3%)住宅ローンを借入から5年後に100万円繰り上げ返済した場合
    返済期間:約2年短縮
    総返済金額:約133万円減

繰り上げ返済した額が大きければ大きい程、メリットも大きいといえるでしょう。そのため、可能であれば繰り上げ返済すべきかもしれません。

しかし、住宅ローン返済期間中は、家族のライフステージに応じて発生する費用もあります。無理なく計画的な返済をするためにも、住宅購入に合わせてライフプランを見直すことがおすすめです。また、繰り上げ返済に手数料がかかる金融機関もありますので、事前に確認しておくといいでしょう。

>>注文住宅の購入相談はどこでする?おすすめの相談先とは?

山﨑 亜希(やまざき あき)
<プロフィール>
山﨑 亜希(やまざき あき)

保有資格:FP技能士3級、宅地建物取引士 (宅建士)、管理業務主任者

2014年の第2子出産を機に、不動産賃貸経営管理を中心とした事業を展開する不動産会社へ転職。賃貸マンションの維持管理をはじめ、分譲マンション管理組合の運営サポートなどを幅広く経験。同不動産会社に勤務しながら、2019年よりライター活動をスタート。

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まとめ
引用元:おうちの買い方相談室(https://ouchino-kaikata.com/)
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