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住宅購入と周辺環境について知る

快適な暮らしを実現させるためには、住宅の周辺環境も重要なポイントです。

このページでは、住宅購入の際に確認しておくべき周辺環境について解説していきます。どんなに理想の住宅を手に入れたとしても、周辺環境が家族の生活スタイルに合っていない場合、ストレスに感じてしまうもの。住み始めてから後悔しないために、どのような点に注意すべきか参考にしてみましょう。

住宅購入前に周辺環境調査の大切さ

住宅購入というと、建物の間取りやデザインに目を向けがちですが、365日1日中、自宅にいるわけではありませんよね。

住宅は家族の生活の中心にあるものではありますが、日常的な買い物や通勤通学など、家族それぞれが何かしら外との繋がりを持っています。そのため、住宅購入の際は、建物と周辺環境の両方に目を向けておくことが必要なのです。

また、毎日の生活の中で、家族にとって変えられないスタイルというものが存在します。例えば、仕事や学校もその一つでしょう。住む場所を変えたからといって、仕事や学校を変える人はいません。そうなると、通勤距離や移動手段なども、毎日快適な生活を送るためのポイントになります。住宅の住み心地と周辺環境は密接な関係を持ち、周辺環境の良し悪しは家族の生活スタイルによって異なるという点も覚えておきましょう。

周辺環境はどこをチェックすべきポイントとは?

では、周辺環境の調査をする際、どのような点に注意して確認すべきでしょうか。

今回は、生活にかかわる5つの項目ごとのチェックポイントを紹介していきます。

公共交通機関

周辺環境の調査の大切さでもお伝えしたとおり、家族の誰かが公共交通機関を利用して通勤通学する場合について考えてみましょう。

  • 住宅購入予定の場所から最寄りの駅またはバス停までの距離
  • 電車やバスの本数、始発・終電の時間
  • 利用可能な交通機関の種類
  • 職場や学校までの乗り換えや移動時間

週の大半利用する主な移動手段となるため、基本的な情報を知り、自分たちが利用した場合の状況について把握しておくことがポイントです。

また、車を主な移動手段とする場合は、周辺道路の交通量や職場やスーパー等の目的地までのルートを知っておくと良いでしょう。

生活に必要な周辺施設

生活の必需品を購入できるスーパーやホームセンター、コンビニ等の周辺施設も確認しておきましょう。各周辺施設までの距離や店舗の品ぞろえのほか、営業時間等も確認しておくことがおすすめです。「閉店時間が早く、仕事終わりの利用ができない」といったケースもあるため、自分の生活スタイルに応じた周辺施設なのかチェックしておくことも大切です。

そのほか、下記の施設も確認しておきましょう。

  • 病院
    総合病院のような大規模な病院の有無
    かかりつけ医として通えるクリニックの有無
    ※内科・皮膚科・耳鼻科等の各専門のクリニックがあるかも調査しおくとよいでしょう。
  • 周辺の銀行や郵便局
  • 市役所や図書館

これらの場所や利用した場合の移動方法、時間などもチェックポイントです。

緊急時に利用できる周辺施設

休日夜間の体調不良などに対応する救急病院の場所もあらかじめチェックしておくべき点です。近くに救急対応の病院がない、病院はあるが自宅からのアクセスが悪いなど、緊急事態が発生した後に気付くことのないよう、事前に場所や病院への移動手段も頭に入れておきましょう。

また、災害時の避難場所までの距離についても調べておくことがおすすめです。近年では大雨や台風などの自然災害の影響も大きく、自治体では避難場所を設けて対応しています。市役所や市のホームページでも確認ができますので、実際に住宅購入予定の場所から避難場所まで家族で足を運んでみても良いでしょう。

子育てに適した周辺環境

子育て世帯の場合は、保育園や幼稚園、小学校・中学校の学区も事前にチェックしておきましょう。特に共働きの場合、保育園の数や場所は重要なポイントといえます。通勤時に送迎が可能なエリアなのか、受け入れ時間や受け入れ年齢についても調査しておくべきかもしれません。待機児童ゼロを達成する区市町村も増加傾向ではありますが、希望の保育園や幼稚園に入園したいのであれば、手続きの方法や受付期間等の確認も必須です。

そのほか、未就学児も安心して日常的に通える公園などが周辺にあれば、子育て世帯にとってはメリットといえます。遊んでいる子供の年齢や公園の雰囲気などが気になる場合は、実際に立ち寄ってみるのもおすすめです。

周辺地域の環境

実際の住宅購入の際、皆さんが重視したという点が「治安」や「安全性」です。

例えば、利便性が抜群の立地ではあるものの、徒歩圏の場所に繁華街や深夜遅くまで営業する店が立ち並ぶ場合、住む場所としての選択を迷う方が多いかもしれません。しかし、このように栄えたエリアでも、地域住民による夜間パトロールの実施や警察官による巡回など、安全性を確保できている場合もあります。

周辺環境を調査する際、利便性と安全性を総合的に判断することがポイントといえるでしょう。

住宅の周辺環境を確認する方法や注意点

周辺環境の確認は、情報を入手することから始めましょう。

区市町村のホームページでは、制度やハザードマップの確認が可能です。また、住宅総合サイトなどには、エリアの特徴や最寄りの駅から乗車可能な路線などを紹介するページもあるため上手に利用することがおすすめ。

そのほか、住宅購入を検討しているエリアに住んだことのある友人や知人などがいれば、直接話を聞いてみるのも良いでしょう。マイナーな情報が入手できるケースもあります。

ただし、「情報のみで判断しない」ということも覚えておきたいポイントです。

情報入手の際に、様々な評判を耳にすることがあるかもしれませんが、情報を精査するためには実際に足を運ぶことが大切でしょう。周辺の公共交通機関や施設を利用してみるのも方法の一つです。また、平日と休日、時間帯を変更する等、時間に余裕がある場合は何度か確認することもおすすめします。

周辺環境の調査を役立たせるためには、まず家族で優先順位と妥協できる範囲などを十分に話し合うことがポイントである点も忘れないようにしましょう。

プロの意見も参考にしよう

ここまでお伝えしたとおり、周辺環境の調査はチェックすべきポイントが決して少なくありません。住宅購入エリアの候補がいくつかある場合は、自分たちだけで全て調査することが難しいケースもあります。そのような場合では、プロに相談することを検討してみましょう。住宅購入の判断材料となる周辺環境の情報や家族の暮らし方に合ったエリアなど、住宅購入を専門とするプロのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。

山﨑 亜希(やまざき あき)
<プロフィール>
山﨑 亜希(やまざき あき)

保有資格:FP技能士3級、宅地建物取引士 (宅建士)、管理業務主任者

2014年の第2子出産を機に、不動産賃貸経営管理を中心とした事業を展開する不動産会社へ転職。賃貸マンションの維持管理をはじめ、分譲マンション管理組合の運営サポートなどを幅広く経験。同不動産会社に勤務しながら、2019年よりライター活動をスタート。

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まとめ
引用元:おうちの買い方相談室(https://ouchino-kaikata.com/)
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