マイホームは欲しいけれど、自分達に家は買えるの?何から手をつけてよいのかわからない…といったご不安を抱え、誰に相談したらよいかわからないといったご家族のために、はじめての住まい購入を応援するメディア「やさすまっぷ」が、住宅購入の専門家にお話をうかがいながら、ご家族の心配を解決していきます。
低金利が続き(2022年5月時点)、マイホーム購入はしやすい時代であるとはいえ、「住宅購入」は人生の中で一番高い買い物。
ついつい、住宅購入の話だけをしがちですが、お子さんを有名大学に入れたい!老後は夫婦で旅行をしたい!など、ご家族の思い描いている“暮らし”によってマイホーム購入にかけてよいお金というのは変わってくるはずです。
夢のマイホームを叶えた後も、住宅ローンの返済に苦しまず、ご家族のみなさんが笑顔で暮らすために、「住宅購入でまず必要なこと」を住宅相談のプロ「住宅購入診断士」を育てる協会の理事長及び住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」の協会理事もご兼任されている「おうちの買い方相談室」の三浦氏にうかがいました。
「住宅購入診断士」を育てる協会の理事長及び住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」の協会理事も兼任。家族そろっての食事や子どもの外遊び…といった「家族の想い出の場所」になるはずの家。そんな大切な場所を、ご家族が思い描く人生設計の中で無理なく幸せに暮らす支援ができればと、住宅購入の不安や悩みを何回でも相談できる「おうちの買い方相談室」を発足した。
「住宅購入診断士」を育てる協会の理事長及び住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」の協会理事も兼任。家族そろっての食事や子どもの外遊び…といった「家族の想い出の場所」になるはずの家。そんな大切な場所を、ご家族が思い描く人生設計の中で無理なく幸せに暮らす支援ができればと、住宅購入の不安や悩みを何回でも相談できる「おうちの買い方相談室」を発足した。
住宅購入で一番大切なことは、「家庭ごとの判断基準をきちんと持つ」ということです。
例えば、お子さんが3歳で旦那さんが30歳、奥さんが29歳で世帯年収600万円という同じ条件の家庭があっても、家にかけるお金はそれぞれ違います。
子どもの有無や人数によっても教育費は変わってきます。受験のタイミングで、お子さんが私立の大学でひとり暮らしをしたい!と言ったらどうでしょう?気づいた時に軌道修正できる家計の体力があれば良いのですが、定年まであと十数年しかない中だとなかなか厳しいはずです。
住宅購入は人生の中で一番高く、長く返済が発生するイベント。だからこそ、人生においての三大家計である住宅・教育・老後の中で、家族が譲れないポイントはどこなのか、住宅を購入する前に「判断基準」を持つことが大切なのです。
家に対する判断基準がしっかりないまま住宅メーカーや住宅展示場などに行くと、どれもこれも素敵な家に見えて、モデルハウスそのものが欲しくなるのはよくある話です。展示場の営業マンのトークに流されてしまうこともあります。
住宅メーカーありきで土地を探すがゆえに、相手にコントロールされて思ったような場所ではないところで妥協してしまう、そんな危険性だってあるのです。もちろんある程度の妥協も必要ですが、流されないためにも判断基準はしっかり持っていないといけません。
家族の判断基準が決まったら、優先順位をつける。間取り・性能・デザイン・立地といった住宅購入のことだけではなく、老後の資金や教育費、どのポイントを大切にするのかという、ご家族の優先順位です。
各家庭がかけられる「総予算」は変わりません。全体のバランスを見て、どのライフイベントに力をいれたいか、ご家庭の考え方によって住宅にかけられる費用は変わってくるものです。
どの家庭でも、家を建てたり購入するのはだいたいが1回きりです。それについて学ぶ機会や場所もほとんどないため、各家庭の判断基準・優先順位だけはしっかり持って、「家を買って良かった」と後々思う住宅購入をして欲しいな、と思っています。
住宅購入を考える際に、どこに相談するかというのは悩みどころではないでしょうか。ここでは主な相談先のメリット・デメリット、相性のよい相談先を選ぶポイント、住宅購入によくあるQ&A集をまとめてみました。
住宅購入についての相談先としては、主に住宅相談カウンター・住宅展示場・ハウスメーカーや工務店・ローコスト建売があります。それぞれのメリットとデメリットについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
利用者と住宅メーカーの間に立ち、無料で第三者視点からのアドバイスを提供している住宅相談カウンター。何から始めたら…といった方でも気軽に相談でき、客観的な意見をもらえるのがメリットです。資金計画づくりはもちろん、要望に合った住宅メーカーや工務店を紹介してくれたり、打ち合わせの場に立ち会ってくれるところもあります。
住宅相談カウンターによって在籍している有資格者が異なり、担当スタッフによっても対応が違ってきます。資金計画や住宅ローンの相談をしたいのに担当者がファイナンシャルプランナーの資格を持っていなかったり、住宅に関する専門家とは限らないため家づくりについて具体的なアドバイスをもらえない可能性もあります。
住宅展示場では、ひとつの場所でいろいろな住宅メーカー・工務店のモデルハウスを見学できます。これが一番のメリットです。イベントなども開催しており、ちょっとしたお出かけスポットのようになっている展示場も多いため、家族で気軽に足を運ぶことができるでしょう。必要があれば担当者に相談をすることもできますし、情報収集の場としては優秀です。
住宅展示場のモデルハウスは建坪が70坪あるなど、ひとつとして現実的な建物がありません。どの住宅メーカー・工務店も自社のモデルハウスを見て欲しいため、素材や設備機器も一番よいものをふんだんに使っています。そのまま建てるとなるとお金がいくらあっても足りないため、現実的なイメージをしづらいのがデメリットです。
ハウスメーカーは誰でも社名を知っているため、安心感があるのがメリット。メーカーなので、素材や工法などにおいて一歩先行く家づくりをしているところも多くなっています。また、アフターメンテナンスが充実しているのもメリットのひとつでしょう。工務店の利点は、ハウスメーカーよりも価格が安めであるということ。自然素材にこだわるなど、メーカーにはない個性を出すことも可能です。
宣伝広告費・営業費・さまざまな器材の研究開発費などがかかっているため、ハウスメーカーの住宅は価格が高め。また、規格住宅が多く家づくりの自由度も低めとなっています。工務店は少人数で経営している会社が多く、1人のスタッフが専門外の工程まで担当している可能性があります。また、パンフレットなどの資料が少ないこともデメリットでしょう。
ローコスト建売は、その名の通り価格が安いのが大きなメリット。賃貸にずっと住むくらいなら買ったほうがいいなど、家に対してあまりこだわりがない方に向いています。また、条件の良い土地を探すとなると希望のエリアからはずれてしまうこともありますが、建売は立地に恵まれていることが多め。希望のエリアに家を持てる可能性があります。
ローコスト建売は間取りや仕様が決められているため、自分たちで自由に変えることができません。もちろん、場所を変えることも不可能です。また、価格を抑えるためにひとつひとつの設備を小さくしている傾向があるため、一般的には部屋が狭めとなっています。
私どものような住宅購入相談カウンターの前に、とりあえず…と「住宅展示場」に足を運ぶケースも多いんですよね。
住宅展示場の家は、リアルに住宅のデザインや仕様を他の競合と比較できるため、各社一番良い素材や設備を置いて営業努力をされています。ハウスメーカーさん達の努力に感動されるのは当たり前。
いくらでも予算がだせる場合は良いのですが、住宅展示場で見た家が素敵だからと、シミュレーションをしてもらうものの、予算を大幅に超えてローンがおりなかったり、ローンを組んだ数年後、出産や教育費など、想定外の負担がかかることに気がつく…といったことは決して少数派のお話じゃないんです。
私どももそうですが、住宅購入相談カウンターへの相談は基本無料の相談窓口がほとんどです。 住宅購入をする!と決めていなくても、住宅購入に関して基礎知識がなくても、イチから相談にのってくれるのが住宅購入相談カウンター。まずで考えや現在地を整理してから、住宅展示場や住宅メーカーに足を運ぶなどしても遅くはないのではと思います。
同じ住宅購入相談カウンターと言っても、「おうちの買い方相談室」のように、住宅専門の住宅FP・住宅購入診断士が対応して、何回でも相談にのり、住宅会社を厳選して紹介し、ご希望があれば住宅会社との打ち合わせにもついて行く、住宅購入した後も相談できる相談窓口はかなり珍しいかもしれません(笑)。
「おうちの買い方相談室」では『優先順位を一緒に見つけていく』という作業からスタートします。家を購入するにあたって何が大切なのかを一緒に考え、基本とするものを共有していきます。次に資金計画です。金利の上昇や子どもの教育資金を計算に入れておかないと、のちのち住宅ローンを払えなくなってしまいます。こうしたトラブルを防ぐため、「借りられる金額」より「払える金額」を考慮し、35年という期間で払えるお金の算出を行います。
家は、家族の思い出の箱です。柱の傷や、キッチン・リビングでのやり取りなど、家のいたるところに子どもの成長や家族との思い出が残ります。「おうちの買い方相談室」は、常にそういった家づくりのお手伝いをしたいと考えていますし、それが本来の役割だと思っています。
確かにイメージが固まった後に、予算的に結構頑張らないといけない…また、若いから頑張れる!と思っていても、将来設計も踏まえて考えないと、こんなはずじゃなかった…ということにもなりかねません。
お話をうかがっていて、最初に足を運ぶ先によって、住宅購入の後の生活も大きく変わってくるのではと感じました。
今回取材協力をしてくださった「おうちの買い方相談室」は、住宅購入相談カウンターさんの中でも珍しいぐらいの向き合い方をされるとのこと。
実際はどうなのか、「おうちの買い方相談室」を利用した方々の声も集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
住宅ローン減税を含めた控除の仕組みを丁寧に説明してくれたり、ライフプランを何度も作成してアドバイスをしてくれた点に安心感を持ちました。ローン契約の際にも同席いただき、第三者の立場から意見をもらえたことも心強かったです!
最初は1社の住宅会社の話だけを聞いていましたが、他の話も聞いたほうがいいと思い、おうちの買い方相談室へ。そこで自分たちが本当に必要なもの、ムリのない支払いの金額を明確に理解でき、安心して契約することができました。
住宅購入の際に、まず考えるのが資金計画。資金計画のプロと言えば「ファイナンシャルプランナー」を想像される方が多いのではないでしょうか。ファイナンシャルプランナーの中でも、住宅に特化した「住宅FP」や「住宅購入診断士」という専門家もいます。どちらも資金計画に関するプロフェッショナルですが、どのような違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴について分かりやすくご紹介します。
家計に関する全ての金融に関わる幅広い知識を持つ資産形成のアドバイザー。専門家としての認定資格は、様々な団体の資格がありますが、有名どころで言うと国家資格では「FP技能士」、民間資格では「AFPならびにCFP®」があります。不動産については試験項目に含まれますが、住宅購入については別に学ぶ必要があります。
FPの資格領域に加え「住宅購入」についての資産設計に造詣が深いFPです。数千種類あるとされる住宅ローン商品について深く学んでおり、家を購入するだけではなく、永く住み続けることに重きを置いた資金計画作成をサポートしてくれます。基本的には民間資格。一般的なFP資格にプラスして資格を取得するケースも。
一般的なFPと住宅FPの決定的な違いは、住宅購入について学んでいるかどうかです。
FPには二級ファイナンシャルプランニング技能士やAFPといった資格がありますが、これらの試験科目に不動産という科目はあっても、住宅を買う・売るためのスキルというのは含まれていません。
つまり、学ぶ機会がないため、「FP」を十把一絡げにするのは危険で、FPさんの中には「住宅については良くわからない」「住宅ローンはくわしくない」という人も少なくないのです。
住宅ローンは、支払いを終わらせたいタイミングまでに終わらせる計画を立て、それから契約することが重要。住宅メーカー(ハウスメーカー・工務店)の選び方や調整次第で、支払総額を減らすことも可能なのです。
こういった部分をしっかりと学び、そのためのスキルを持っているのが一般社団法人日本住宅FP協会で研修を受けた有資格者、住宅FPというワケです。ちなみにおうちの買い方相談室には、すべての店舗に住宅FPが在籍しています。
お金についての相談はFPと考えがちですが、FPであれば誰でもいいというワケではありません。長期でローンを組むことが多い住宅購入ではとくに重要で、相談する人を選ぶことで、購入後の生活のしやすさも左右されます。
住宅購入の知識があるだけで、支払い総額が変わってくるなんて驚きです。取材協力してくださった三浦さんによると、数百万円変わってくるケースもあるとのことでした。
よくよく考えると、住宅購入の場合、住宅メーカーさん方々が最終的に関わってくるので、ライフプランだけではなく、住宅メーカーさんや住宅購入のポイントを知っておくとお得に購入できるというのもうなづけます。
取材協力をしてくださった「おうちの買い方相談室」では、単純に住宅会社を紹介というよりかは、厳選して相性・予算共に◎な会社さんを紹介しているようです。実際どんな出会いがあったのか、利用者さんの声を集めてみましたので、参考にしてみてください。
最初に建売を見に行ったのですが担当さんがついてきてくれて、住宅会社の営業さんに「ここはどれくらい安くなるか」「他に何か付くものはあるか」などをズバッと質問してくれたのが良かった!もちろん、ライフプランの作成もありがたかったです。
今の収入でも、ムリなく支払える金額を知れたのが良かったです。自分たちだけでは予算内に収まる住宅会社・商品とはなかなか出会えませんでしたが、予算と希望どちらも満たす住宅会社さんを紹介してもらうことができ、トントン拍子に話が進みました。
多くの人が初めてであろう、住宅購入。分からないことも多々あると思います。ここでは、住宅FP・住宅購入診断士の資格を持つおうちの買い方相談室代表の三浦さんに、住宅購入にまつわるよくある質問に答えていただきました。
「賃貸料を払い続けるくらいなら、家を買ったほうが良いのでは?」と考えがちですが、これは買う人の価値観によります。賃貸は、「すぐに引っ越しができる」「子どもが巣立ったら家賃のかからない部屋に引っ越せる」など、自由度の高さが魅力です。住宅購入の場合、自分の家ができるので満足感がありますし、ローンを払い終えれば家賃もなくなります。ただし、リフォームや修理代などがかかるというデメリットもあるため、双方を踏まえて考えるようにしましょう。
家の買いどきも人によって異なりますが、今(2022年4月時点)はたしかに金利が安くなっています。住宅購入を支援してくれる制度も多いため、良いタイミングではあるでしょう。しかし、金利が安いからという理由で家を買うものではありません。まずは、何のために家を買うのかを考えることが大切です。しかし、年を取ってから家を買うとなると、購入の選択肢が少なくなるのもたしかです。家を買うタイミングについても、しっかり考慮すべきですね。
マイホームを購入するにあたり、まず大切なのは判断基準をしっかり決めることです。なにを重視するかを決めておかないと、理想の家づくりから遠ざかってしまいます。次に資金計画。これは借りられる金額ではなく、払っていける予算を算出することが大切です。次は土地選びや住宅会社選び。土地選びと同時に住宅メーカーを探すことをお勧めします。購入した土地に希望する家が建てられない…といったトラブルを防げるからです。
頭金0でも、家を買うことは可能です。頭金について考える際、重視したいのは「総支払額がいくらになるのか」という部分。それを安くする方法の中で、頭金を入れたほうが良いか・必要ないかを考えたほうがよいでしょう。
頭金が必要かどうかは収入・年齢・家族構成・選ぶ金利タイプでも変わってきますし、トータル的に必要ない人もいます。例えば頭金を日々の生活費といった運用にまわすことで、余裕のある生活ができそうなのであれば無理する必要はないとかです。
一番は「頭金」という言葉に惑わされないこと。人生は家だけじゃない、全体のバランスで考えて欲しいと思います。といっても初めての住宅購入の方がほどんどだと思うので、専門家を味方につけられたらそれに越したことはないですね。
家づくりに必要なのは、土地と建物の費用だけではありません。必ず、諸費用というものが必要になってきます。諸費用には司法書士の費用・登記費用・印紙税などが含まれますが、その目安は住宅購入の総予算の7~10%くらい。総予算が4,000万円であるとすれば、280~400万円くらいの諸費用がかかると考えたほうがよいでしょう。諸費用については住宅ローンでカバーするのが難しいため、現金で払えるように準備しておくとよいですね。
住宅購入で代表的な税といえば、固定資産税です。土地・家屋を所有している人が支払う税金で、家を所有している間は毎年ずっとかかる税金となります。ただし、住宅ローン減税などでお金が返ってくるケースもあります。国は「住宅ローン減税を申請していないですよ」とは教えてくれません。どんな制度があるのか、その種類を知っておくことが重要です。住宅FPなど、その分野に詳しい専門家を味方につけておくのも有効な手段と言えます。
住宅ローンでは、やはり金利に目が行きがち。もちろん金利が高い・安いを考えることも大切ですが、それよりもライフプランニングの中で払える金額をしっかり理解し、そのうえでプランを立てることが重要です。
金融機関に年収を伝えれば、返済比率から借りられる金額を算出してくれますが、教育費・老後・家計全体を考えての見積もりではありません。
シミュレーションを自分の家のプランと勘違いして、後々想定してなかった出費に慌てるケースも多いので、ここでは「借りられる金額と、払える金額は違う」ということを覚えておいてもらえるとよいかなと思います。
住宅ローンの金利は、固定金利と変動金利で違ってきます。固定金利であるフラット35は毎月1日に金利を発表していて、これは全国一律であることが特徴。現在(2022年4月)でいうと、1.3%です。
一方、変動金利は借りる銀行・エリアによってまったく利率が違ってきます。例えば、ネット銀行だと0.5%ぐらいですが、私がいる大分だと0.8%。差がありますよね。固定金利よりも利率は低くなりますが、将来的に上昇するかもしれないというリスクがあります。さまざまな要素をトータルで考えて決めるようにしましょう。
住宅ローン減税とは、年末におけるローン残高の1%を所得税から最大13年間控除する制度です。新築で家を建てた場合、または購入した場合、住宅ローン減税に必要な要件を満たしていれば受けることができます。基本的には、ほぼすべての人が住宅ローン減税を受けられると考えて良いでしょう。中古住宅でも、返済期間が10年以上、床面積50m2以上といった条件を満たせば受けられます。
金融機関が貸してくれる金額が4,000万円であった場合、年収500万円の人が一律で同じ金額を借りられるワケではありません。
同じ年収500万円でも、他に車や携帯電話の分割払いなどのローンがある場合は、大小関わらず、その分借りれる金額は差し引かれて算出されます。一概にいくら借りられるとは言い切れないんです。
住宅ローンは長きにわたって返済していくもの。繰り返しになりますが、大切なのは、借りられる金額よりも払える金額であるということを覚えておいてもらえると嬉しく思います。
夫婦別々でローンを組むことは可能です。なかには連名で借りる人もおり、家の持ち分が半々になります。夫婦やライフスタイルでさまざまな事情はあるでしょうが、住宅ローン減税のことを考えると1人で借りたほうが得なこともありますし、2人で借りたほうがメリットが大きいこともあります。
例えで言うと、夫婦共働きで、お二人の年収が高い場合なんかは、別々にローンを組んだ方が住宅ローン減税の還付金が大きくなるなどですね。
デメリットとしては、片方に何かあった時でも、自身のローンは相殺されないということです。メリット・デメリットを踏まえてご夫婦のご事情に合ったローンの組み方を、できれば住宅ローンに詳しいFPなどに相談しながら決めることをおすすめします。
おうちの買い方相談室は、一般社団法人日本住宅FP協会で研修を受けた住宅FPと、日本住宅購入診断士協会認定の住宅購入診断士という、マイホーム購入の専門家が在籍。資金計画と住宅選び、それぞれの分野について有資格者が客観的な立場でアドバイスを行っています。ただ家を買うのではなく、家族との思い出の箱としての家を手に入れる、そして理想的な家を購入しながらも一生お金の心配をすることがない家計をつくる、そんなお手伝いをしています。
これまでに120以上の業界のメディア制作・運用によって、各業界の新しいビジネスをサポートしてきたZenken株式会社。今回は「住宅購入」にスポットを当て、正しい情報に出会えず何から始めたら良いか分からない方のために、このサイトを立ち上げました。当サイトで借りられる金額・返せる金額といった住宅購入についての正しい知識を身につけ、のちのちお金のことで困ることなく、家族の幸せの「箱」である家を手に入れて欲しいと願っています。
ひと口に「家」といっても、注文住宅・建売住宅・マンション・土地など、購入する物件の種類によって相談先が違ってきます。ここでは建物別に適した相談先の情報をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅の相談先には不動産会社・設計事務所などが挙げられますが、担当営業マンのスキルにバラつきがあったり、予算オーバーしがちといった注意点があります。よい住宅会社選びのポイントについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
新築・中古ともに、インターネットで情報収集・相談先を探す人が多く見受けられる戸建て購入。つい本体価格だけに目が行きがちですが、実は他にも注目すべきポイントがあります。うっかり見逃しやすいポイントなので、チェックしておきましょう。
マンションを購入しようと考えた場合、立地・広さ・価格といった情報のほかに、確認しておきたい事項がいくつかあります。より良い相談先選びの指標ともなり得るので、しっかりと目を通しておいてください。
家を建てる土地については住宅メーカーや不動産会社に相談するのが一般的ですが、購入に際しての判断基準を決めておくことが成功のヒケツです。その判断基準を定める方法について知っておきましょう。
大手不動産ポータルサイト、住宅メーカーや不動産会社など、資金計画の相談先はさまざま。どこで相談するにせよ、資金計画で非常に重要なポイントを忘れてはいけません。各相談先の特徴と、資金計画における重要ポイントをまとめました。
せっかく家を購入するなら、理想通りの家が欲しい!でも、お金のことを考えると現実的ではない…と、
あきらめてしまうケースも少なくありません。
ここでは、住宅相談カウンターを利用して理想の住まいを叶えた方々にどのようにライフプランとの折り合いをつけ、夢を実現したのかをインタビューに答えてもらいながら成功事例をご紹介。
皆さまの参考になれば幸いです。
大分県に本社を持ち全国つつうらうら、住宅購入についての専門的な知識を持つ住宅FP・住宅購入診断士などのプロフェッショナルが相談にのっている「おうちの買い方相談室」。何度でも無料で相談にのってくれて、それぞれの家族に会った資金計画はもちろん、適切な住宅会社の紹介なども行っています。
住宅メーカーへの同行や建てた後もいつでも相談にのってくれる心強い味方です。
そんな「おうちの買い方相談室」の店舗紹介・ピックアップ店舗様方々の取材協力を得て、「おうちの買い方相談室」ではどんな人たちが相談にのってくれるのか紹介していきます。
おうちの買い方相談室と出会う前も、不動産売買・ハウスメーカー・インテリアショップなど「人の住まいに関わる仕事」に携わってきた大分店の額賀さん。
住宅に関わる経歴を活かしながらというのはもちろん、ご自身も大分県大分市出身の2児の母ということで、大分ならではの教育費事情も踏まえながら、「ママ目線」で各ご家庭が「かけても良い住宅費」を一つひとつ整理してくれます。
住宅メーカーへの同行も時間が許す限りついて行っちゃいます!と何とも頼もしいママさん住宅購入診断士さんです。
ご実家の損保保険会社でお仕事をしていく内に、保険の相談だけではなく、「家を買いたいんだけど、どう思う?」と家に関する相談まで受けるようになったという西方さん。
ご自身もマイホームを持ったものの、欠陥住宅・施工会社の倒産・繰り上げ返済を頑張りすぎた…など、自分と同じ失敗をして欲しくない、「ご家族それぞれの物語」を人生全般において支援したい!と「物語支援業」へアップデート。
取材の間も始終笑顔で、ご相談者があれもこれもとご相談をしたくなる素敵な住宅FP・住宅購入診断士さんです。
大阪堺を中心に、南大阪の子育て中のママさん達を応援するWEBメディア「Mama Oasis」の代表でもある草野さん。
ご主人の独立をきっかけに、大阪堺に戻り、ご自身も銀行員でFPという経験を活かし、独立型のファイナンシャルプランナーとして活躍。「おうちの買い方相談室」の中立的な立場でお客様の立ち位置からサポートできることをに魅力を感じ参画。
「Mama Oasis」のママさんの強力なネットワークも駆使しながら、南大阪でマイホームを持ちたい人を明るくサポートしてくれます。
大手ハウスメーカーで8年間活躍する中、結婚と同時に住宅購入するものの、3人のお子さんを授かるなど、想定外の嬉しいライフプランの変更が発生し、将来のライフプランをもっと細かく建てておけばよかった…という失敗経験から、FPへ転身してから早や10年以上になる岩本さん。
現在は、お一人でも年間150件以上(2022年6月時点)のライフプランの相談にのりながらも、一般社団法人日本住宅FP協会や「おうちの買い方相談室」名古屋西店で、同じ想いで寄り添える後進を育てている、頼れる住宅FP・住宅購入診断士です。
子育て世代のご家族に向けて、住宅相談カウンターさんの中でも、住宅に特化したファイナンシャルプランナー「住宅FP」や「住宅購入診断士」を輩出し、全国どの店舗でも、住宅FP・住宅購入診断士が何度でも対応してくれるという「おうちの買い方相談室」。
今回、代表・三浦氏を含め、5名の住宅購入のプロにお話をうかがいました。
皆さん共通しておっしゃっていたのが「マイホームを手に入れるところがゴールになりがちだけれど、手に入れてから「幸せ」に暮らせることが目的のはず。
住宅購入は家族イベントの一つにしかすぎず、思い描くライフプラン全体で住宅にかけられる予算はどれぐらいなのかを、ご夫婦間、そして、可能であれば頼れる誰かと整理することが大切。」ということでした。
当メディア「やさすまっぷ」が、みなさまご家族の“頼れる誰か”を見つける一助となれば幸いです。